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ハングル専用の弊害:「漢字を廃止した韓国」で知的荒廃が起こっている

「漢字廃止で韓国に何が起きたか、呉善花(2008年10月3日発行)PHP」より抜粋

・日本も韓国も伝統的に漢字を用いて各種の文章記述、表現を行ってきた古くからの漢字文化圏に属する国である
・ハングルとは純粋な表音文字。李氏朝鮮時代に作られた。もともと「訓民正音(民に訓える正しい音)」と呼ばれていた。つまり漢字を読み書きできない者(一般民衆)のために、朝鮮語の音を正確に書き記しことのできる文字として作られたもの。
・しかし、漢字を重んじる高級官僚や知識人たちは、これを真字(=漢字)ではなく諺文(オンムン、俗字の意味)として排斥。そういう背景で、民衆がハングルを教えられる機会も得られず、以後、四百数十年もの間、一般民衆にはほとんど使われることなく過ぎた。・「漢字ハングル交じり文」が本格的に用いられたのは、日本の手で学校制度が敷かれてから、一般の人びとまで広く普及した。

・韓国の漢字廃止は1948年に大韓民国が成立し、公用文は「原則的にすべてハングルで書くべし」との法律が制定されたことに始まる。しかし政府の推奨にも関わらず、公用文、新聞、専門書などからは依然として漢字がなくなることはなかった。漢字廃止には専門家たちの反発が大きかった。
・韓国の学校教育で「漢字廃止・ハングル専用政策」がとられるようになったのは、1968年春から。(当時の韓国では小学校4年から漢字を教えていた)
・漢字廃止政策以後の韓国では、教科書をはじめ、新聞・雑誌・書籍からレストランのメニューに至るまで、漢字はほとんどその姿を消してしまっている。
・韓国語は漢字を廃止したために、日常的にはあまり使われない、しかし概念や理念を表す言葉、各種の専門用語など、伝統的に漢語で表されてきた重要な言葉の多くが、一般にはしだいに使われなくなっていった。各種の評論・研究論文や新聞・雑誌の記事に、総じて書き言葉の世界に、語彙の恐ろしいまでの貧困化がもたらされた。
・現在の韓国人が書く文章は一般的に、簡潔、単純、直接的という傾向が強く、言葉の奥行きがきわめて浅い。
・現在、漢字教育を受けることなくハングルだけで育った者たちが韓国人口の大半を占めるに至っている

漢字廃止の問題点
・同音異義語の区別ができないこと。膨大な同音異義語から起きる混乱が起きている
・「概念を用いて抽象度の高い思考を展開すること」ができなくなっている。韓国の文化を維持発展させるどころか、質を落とすような状況に。
・1970年以前に発行された人文・社会科学の大部分の専門書は、漢字ハングル混じり文で書かれているが、ハングルしか教えられていない学生は、これを読むことや理解することができない。漢字時代の文献を読むことができない韓国の学生
・さらに抽象度の高い漢字語の概念語を知らないため、外国語の専門書などもほとんど理解できない状態に。
・高度な精神性と抽象的な事物に関する語彙、倫理、道徳、哲学、芸術、科学、文明語彙のほとんどが、韓国の一般の人びとにはもちろんのこと、かなりのインテリにも正確に理解されないまま、しだいに遠く無縁なものになっていく。今の韓国語では深遠な哲学や思想の議論はまず成り立たない。ハングルだけで世界的な水準をもった哲学論文を書くこともほとんど不可能である。日本語か西洋語でやるしかない
・韓国のご老人の中にも「韓国語では難しいことは考えられない。考えようとすればどうしても日本語になる」という人が何人もいる
・同音異義語だけでなく、漢字を失った韓国語では、いったいなんのことやら理解できない言葉がやたらに多くなってしまう。ハングル専用は、社会的な石の伝達に大きな弊害をもたらすことになってしまっている。
・概念を駆使しての思考が苦手な戦後世代の韓国人
・韓国語の語彙の約70%が漢字語
・韓国語では日本語と同じように概念語や専門用語の大部分が漢字語であるのに、漢字の知識によって、それらの言葉を駆使することができなくなった。そのため韓国人は、抽象度の高い思考を苦手とするようになってしまった
★ハングル専用世代が分からない言葉の例
「しこうのそんざい(至高の存在)」、「けんじんにまなぶ(賢人に学ぶ)」、「すいぼうたいさく(水防対策)」
・ハングル専用世代が新聞や雑誌や本を読むと「意味不明の言葉」がいっぱい出てくるようになる。ハングル世代は仕方なく、そこを読み飛ばし、実にいい加減な読み方しかできないのが実情。
・意味不明の言葉を読み飛ばすことが習慣になり、自分の知らない漢字語がちょくちょく出てくる書物や雑誌を読まなくなってしまうこと。これが韓国ハングル専用世代の実情。
・漢字廃止が国民の思考水準を低下させた。歴史的な語彙の80%を失うことになってしまった。
★漢字廃止が戦後韓国の知的荒廃を推し進めた。韓国人はハングル専用のおかげで「世界一読書率の低い国民」となってしまっている。(国民1人当たり年間平均読書量0.9冊)。「韓国国民全体が文盲のどん底に陥った」というのは、けっしておおげさな言葉ではない。

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