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★政府の財政健全化に必要なのは増収であり、「増税」そのものではありません。(記事スクラップ)

三橋貴明メルマガより(20120118)
http://www.mag2.com/m/0001007984.html

日本人もそろそろヨーロッパの金融危機から
危機の本質を学ぶべきです。

もちろん、「赤字国債が日本を滅ぼす」

などとバカげたことを言いたいわけでではありません。

何故、ヨーロッパの危機はかくも深刻化したの?

本質を見誤ってしまえば日本が本当に危機に直面することになります。

★日本には未だに税金の源泉が何なのか、理解していない人が多いです。

別に、一般国民までもが正しく理解している必要があるとは必ずしも思いませんが、政治家は別です。

何しろ、政治家の主な仕事は「国民から集めた税金を、国民のために使う」
ことなのです。

税金を「国民経済」と絡めず、単純に政府の歳入と理解してしまうため、

「増税で歳入を増やし、公共事業を削り、公務員を削減して歳出を減らせば、財政は健全化するだろう」という、マクロ経済的に誤った考えに陥ってしまうのです。

上記を正しく書き直せば、

「政府の増収で歳入を増やし、国民経済の成長に影響を与えないように政府支出を減らせば、財政は健全化する」になります。

政府の財政健全化に必要なのは増収であり、「増税」そのものではありません。

無論、増税で税収が増えるのであれば構いませんが、
デフレ期の政府が増税をしても、名目GDPを減らすだけなのです。

税金の源である名目GDPが減れば、
政府の税収も減ります。

また、政府の支出を減らしても名目GDPに影響を与えないインフレ期は、
公共事業削減も公務員削減も大いにやるべきです。

さらに、名目GDPが堅調に成長しているならば、政府は景気対策を打つ必要がありません。

そもそもインフレ率が高いのであれば、政府はむしろ積極的に増税し、
公共支出を減らすことで需要を抑制しなければなりません。

高インフレ期に政府が増税し、支出を削減すれば、
財政は黒字化します。

すなわち、財政とは
「インフレ期に黒字化、デフレ期には赤字化」させるべきものなのですが、
家計と国民経済をごっちゃに考えている人が多く、

「政府の財政は『常に』黒字化を目指さなければならない」と考え、問題を深刻化させることを続けてきました。

しかも、現在は日本のみならず、
世界中(特に欧州)において上記の勘違いが発生し、
ギリシャやアイルランドなどの状況が悪化を続けています。

とはいえ、IMFに代表される「財政黒字至上主義」派も、
次第に方針を転換しようとしているようです。

ギリシャやアイルランドに緊縮財政を強要し、
財政を却って悪化させるという失敗を繰り返してきた以上、
当たり前と言えば当たり前なのですが。

「歴然たる事実」にもあるように、財政健全化とは「マラソン」であり、
スプリント競技ではないのです。

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